社会人1年目のキャリア戦略|スキルアップ・収入アップの違いと正しい優先順位

キャリアアップ

これから社会人を迎える皆さん。
そして社会に揉まれ、自分の行く末に悩んでいる皆さんこんにちは!!
Growth Compassキャリア形成編のお時間です。

キャリア形成編では、多くの人が感じたことのあるであろう悩みをピックアップし、考え方を行動に移せるよう噛み砕きながら解説をしていきます。

記念すべき第一弾は「キャリア・スキル・収入」に関する基礎知識です。

社会人1年目に限らず、まだ経験の浅いうちに感じる悩み、
✑キャリアが浅いうちは何を優先すればいいの?
✑スキル・キャリア・収入、どれを伸ばすべき?
✑頑張っているのに成果が出ない気がする

こういった悩みに対して、多くの人が勘違いする「キャリアアップ・スキルアップ・収入アップ」について解説をしていきたいと思います。

そして安心してください。
私がこの3つの指標の仕組みに気がつけたのは、社会人になってから10年以上経ってからでした。笑
もし20代前半のうちに気がついていれば、もっと効率よく収入を増やせたのかなぁと思うこともあります。

私のようにただの運と少しばかりの行動力に頼るのではなく、仕組みを理解したうえで効率よくキャリア形成をしていっていただくことを望むばかりです。

それではいってみよう!!

それぞれの意味、正しく理解できてる?|

会社に勤める人にとって重要な3つの指標「キャリア・スキル・収入」。
どれも重要だからこそごちゃ混ぜになって1つの指標として考える人が多いですが、それぞれの指標を伸ばすための目的や手段は全く違うことをまずは知ってほしい。

・スキルアップしてできることが増えたのに昇進できない
・キャリアが上がって責任は増えたのに、責任の重さに対して収入が全然見合ってない

こう感じたことのある方は、まず間違いなく3つの指標を混同してしまっているはずです。
そして、正しく理解していることで次の指標へステップアップしていける場面でも、努力に対して結果が見合ってないと勘違いして、自分自身の手でステップアップのための推進力を奪ってしまう結果になります。

そうならないためにも、ステップアップするために必要な3つの指標についての理解を深めていきましょう。

①キャリアアップとは、「仕事における立場や責任のステップアップ」のこと

これを簡単に説明すると、キャリアアップとは一般社員からスーパーバイザーに、エンジニアからプロジェクトマネージャーに昇進するなど、役職が上がるということだけでなく、信頼や実績が積み上がるということを意味します。

例えば、
・立案されたプロジェクトの補佐として配置されていた人が、メインの役割を担うようになった
・サラダ場を任されていた新入社員が前菜場やメイン料理を任されるようになった

これらの変化に昇進は伴っていません。
しかし、この変化も立派なキャリアアップのひとつなのです。
そしてその役割の変化が、あなたの努力に対しての信頼や実績の積み重ねによる変化であり、その延長線上にあるのが昇進になるわけです。

・補佐だった役割がメインになって負担が増えたのに給料増えないんだけど。
・担当するポジションが増えてるのに昇進しないんだけど。
だって?
バカ言ってんじゃねぇって話しです。
その変化こそ会社からの信頼の表れであり、ステップアップしていくための一段目なんだよってこと。

「いやいや、私の場合は役割の変化なのではなく押し付けられているだけです」だって??
ほんとにそれは確信を持ってそう感じてる??
裏付けや根拠もある??

確信を持ってそう感じるのであれば答えは1つ。
上司や人に起因するものなのか会社の文化や体質なのかを早期に見極め、環境を変えるか転職すること!!
これ一択。
特に会社の体質によるものなのであれば、あなたの能力や体力は搾取される一方でステップアップになることはない。
そこに気が付かずに働き続けた先にあなたの未来はありません、以上。

ただし、「ほんとうに押し付けられているのか」あるいは「役割やチャンスを与えてもらっているのか」については、感覚や感情に頼らず明確な根拠を持って判断してみてください。
じゃないとただのチャンスを自分の手で逃す愚か者になるので。

②スキルアップとは、「仕事に必要なスキルを伸ばす」こと

いまできていること、自身の持っているスキルを磨いて伸ばしていくことという意味合いもありますが、ここではシンプルに「できなかったことをできるようにする」ということを意味しています。

また、スキルには2種類あり、Excelが使える・プログラミングができる・3か国語を話せるなど「業務に関する専門知識や技術」を指すハードスキルと、問題解決力やコミュニケーション能力など「それらを活用して円滑に仕事を進めるための対人能力や思考力」を指すソフトスキルがあります。

例えば、
「Excel関数が使えなかったけど、VLOOKUPやピボットテーブルが使えるようになった」とか、「人にうまく頼れなかったけど、チームと協力して仕事が進められるようになった」など、これらはどれも立派なスキルアップです

③収入アップとは、「おかねが増える」こと

これは最もわかりやすくそのままの意味なので、解説については割愛します。
ただここで覚えておいてほしいのは、収入は結果であって目的じゃないということ。

なに言ってんのかわかんねぇって?
わかんなくて大丈夫、そのうち意味がわかるような記事も出しますので。

キャリア・スキル・収入は同時進行では上がらない|

さて、それぞれの意味を知ったうえで次に覚えておいていただきたいこと。
それは、「キャリア・スキル・収入は同時に上がらない」ということです。
いや、正しくは上がらないではなく「同時に上げようとしてはいけない」が正しいかもしれないですね。

ここでは、この3つがなぜ同時に上がっていかないのか、
また、この3つの指標を同時に上げていこうとするとどうなるのかについてお話ししていきましょう。

|同時進行では上がらない理由

聞いてみると当たり前の話しじゃんと感じる内容ではあるものの、キャリア・スキル・収入アップを1つの指標にしてしまっていると案外気がつけないこと。
同時進行では上がらないのは「上げるために必要な行動が違う」、そして「それぞれ評価されるまでの時間軸が違う」ということ。

ね、聞けば「いやそりゃそうでしょ」くらいにしか思わないでしょう。
でも現場で毎日の業務に追われながら覚えなきゃいけないことやらなきゃいけないことに埋もれてしまうと、そこに気が付かなくなっていってしまうんですね、悲しい。

まずは行動の違いについて。
[キャリアアップ]成果を出す・信頼を得る・仕事を任される
[スキルアップ]勉強・資格取得・経験を積む
[収入アップ]昇給する・転職する・副業を始める
このように、それぞれに必要な行動が違うため、すべてを一度に進めようとすると時間も集中力も分散してしまいます。

次に時間軸について。
例えば、勉強や資格の取得は自分の努力次第で比較的早く身につけられるものです。
しかし、そのスキルが会社で評価され昇進や昇給につながるまでには時間がかかるため、
スキルアップ

仕事で成果を出す

会社から評価される

キャリアアップ・収入アップ
というように、スキルアップしてからキャリアや収入に影響するまでにラグがあるんです。

そしてなにより、経験の浅いうちは覚えることや作業にリソースを奪われるのでとにかく他のことに割く時間がない。
よって、この3つの指標を同時に上げようとするのはほぼ不可能だと思ってください。

自分はなぜその会社に就職したのかを改めて考えてみよう|

これもまた、働き始めて業務に追われると忘れがちになってしまうこと。
そして絶対に忘れてはいけないあなたの推進力です。

経験が浅いうちは「土台作り」がなによりも重要ですよね。
スキルも、信頼も、自己理解も。
あなたは現在、後々の爆発力を持つために種を蒔いている時期なはずです。

だからこそ、いまはなにをすべきかという優先順位をつける必要があるんです。
そしてその優先順位をつけるためには「なぜこの会社を選んだのか」を言語化してほしいんです。

• 安定しているから?
• 興味ある業界だから?
• 将来性があるから?
• 家から近かったから?

どんな理由でも大丈夫。

この「入り口の動機」を忘れずに持っておくと、これからの方向性がブレにくくなります。
だって就職はゴールじゃなくてスタートなんだから。

目的に応じて、1つずつ上げていくこと|

3つの指標がそれぞれ異なる特性を持っていることを理解し、動機や目的を改めて振り返ることができたのなら次に進んでみましょう。

|スキルアップを優先したい場合

将来的なキャリアの選択肢を広げ、専門性を高めることを目標にしてみましょう。
そして、現在の業務や将来目指す分野で求められるスキルを明確にしましょう。
求められそうなスキルがわからなかったら試しにAIを使ってみてください、必要な情報さえ与えればかなり的確なアドバイスをくれるはずです。

そして、スキルアップのための学習計画を立ててみてください。
絶対にめんどくさがらないで!!!
仕事でもそうですが、計画を立てずに行き当たりばったりで行動する人は宝くじを副業にしようとしている人くらい愚かです。

オンライン講座でもいいし独学だっていいです。
必ず計画を立ててください。

スキルアップは将来的にキャリアや収入にも必ずと言って良いほど影響を与えます。
キャリアに関する統計では、新しいスキルの習得に取り組んだ人の75%が能力の向上を実感し、キャリアアップや転職成功に繋がったという結果が出ているほどスキルアップは重要です。

|キャリアアップを優先したい場合

キャリアアップを優先したければ、より責任のあるポジションを目指すことに集中してみましょう。
そしてなにより会社が現在なにに困っているのかを探しましょう。

昇進を別の言葉で言い換えるならば「会社の困りごとを解決してきた質と量への対価」です。
つまり、会社が社員になにを求めているのかを理解し、その課題を解決してきたことによる信頼と実績の行く末が昇進だということです。

会社の困りごとって具体的になんなの??
それが分からないから困ってるんですよね、わかります。

私にもわかりません。笑
だって会社ごとに困ってる内容は違うんですもの。

けど安心してください。
あまりにめちゃくちゃな会社でない限り、ほとんどの場合「評価項目」と「年度ごとの基本方針」に答えが書いてあります。

ここで私の務めていた会社を例に、会社の困りごとがなんなのかを探ってみましょう。

ある年の私の務めていた会社の基本方針は「昨年の自分たちに打ち勝つこと」でした。
そして、上期の業績項目7つのうち「営業利益昨年比100%以上」「客数昨年対比100%以上」「月間残業時間昨年対比100%以下」という3つの項目の評価比率だけで80%を占めていました。

この基本方針と業績目標で読み解ける会社の困りごとは2つ。
①営業利益と客数を昨年以上にしたい
②残業時間を減らして無駄なコストを削減したい

つまり、この2つをクリアすることで少なくとも80点以上の評価を得ることができるというわけです。

これをしっかりと理解せずに「とりあえず売上上げていこうぜーい!!!」と息巻いてしまった社員たちは、売上増加に伴う人員の確保ができず、残業時間増加によって評価を落としてしまい、「なんで売上増加のために努力したのに評価されないんだよ、不当だ!!!」という謎理論を展開し、正しく理解していた社員は「売上は維持でいいから、生産性を高めて無駄な人件費や残業時間を減らして利益率を高めよう」という結論にたどり着いたわけです。

もちろん、会社の抱える困り事に対する解決方法は時と場合によって変わります。
ここで皆さんに知ってもらいたいのは、会社の困りごとがなんなのかをしっかりと読み取って行動に移せる人材を適切に評価されるということです。

「いやいや、私の会社は上司に好かれるかどうかで昇進が決まるんだよ」だって?
それを我慢することで得られるものがあれば良いですが、いますぐ辞めたほうが良いでしょう。
逆に上司から好かれることで昇進が容易になり、あなたの給料が良くなることで満足できるならいいでしょう。
ただその経験は、ステップアップしていった将来のあなたになにも残しませんよ。

|収入アップを優先したい場合

収入アップを優先したければ、スキルアップするための勉強をするか最短で昇進するための道筋を考えることです。
先にも話したように、収入アップは結果であり目的ではありません。

・スキルアップして転職する
・キャリアアップして昇進する

このように、収入が増えるといのはスキルアップやキャリアアップの結果でしかないからです。

もし手っ取り早く収入を増やしたいのであれば、副業をおすすめします。
特に、タイミーやアルバイトのような働いた時間が収入になるような労働集約型の副業ではなく、自身の時間を消費しなくても収入を得られるような資産構築型の副業をすることです。

副業については別の記事で解説しているので、気になる方は読んでみてください!

結論|1つに集中することで段階的に全て手に入る

キャリア・スキル・収入は同時に追うものではなく、順番に積み上げるもの

自分がその会社を選んだ理由や目的に合わせて、まずは1つの指標に集中してみてください。
その1つの指標が、きっと連鎖して全てに良い影響を与えてくれるはずです。

|まとめ

・キャリア・スキル・収入は別物
・同時進行で進めようとしない
・その会社に入った目的を考えて、土台作りをする
・必ず1つに集中する

あなたはその会社において、まだ何者でもありません。
そして社会人の多くが同じ課題に直面し、その課題をクリアしながら物語を形作っているんです。

大切なのは、目の前の課題にどう取り組むか。
それが未来のあなたをちゃんと形作ってくれます。


さいごに、
この記事が少しでもあなたのビジネスのコンパスになることを願っています。

少しでもこの記事に共感してくださった方がいましたら、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
あなたのキャリアのヒントになるようなことを、今後も綴っていきたいと思います。

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